どんな状態になると障害年金がもらえるの?(対象の病気)
2023/07/14
精神障害や難病で年金がもらえることは知らなかったというお話をよく伺います。障害年金の受給は、病名によって決められるのではなく、労働や日常生活に制限がある場合に認められます。このような場合にあたるかどうかは、障害認定基準に定められています。
例えば、精神障害である発達障害の方は、歩いてどこかへ移動することや、介助なしに食事や着替え、入浴などができるため障害年金がもらえるとは思わなかったそうです。でも、発達障害のため、TPOにあわせた服装が選べない、整理整頓ができず自室や自宅がゴミ屋敷状態になる、コミュニケーションが上手くいかないため何度も職場を辞めることになってしまうなども、労働や日常生活に支障が出ているといえますね。
他にも難病指定はされていませんが、化学物質過敏症や繊維筋痛症、ガンのため休職を余儀なくされている、心臓病で息切れなどが激しく出勤ができない方でも障害年金の受給が認められました。
金銭的な心配があって安心して生活できないと、治療に専念できなかったり、病状にも影響を及ぼしかねません。障害年金が受給できるかについて、ぜひリトルバード社労士事務所にご相談ください。